花粉症 目薬【１】抗ヒスタミン薬 点眼液

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花粉症の症状に処方される目薬は、抗アレルギー点眼薬と呼ばれます。

これは、おもにヒスタミンの作用を抑える抗ヒスタミン薬と、化学伝達物質（ケミカルメディエーター）遊離抑制薬の二つがあります。

眼がかゆくなったときに、左右の目に1日４回くらいさすとかゆみをおさえられますが、さらに効果的なのは、花粉が飛び始める１週間前くらいから予防的に抗アレルギー作用のある目薬をさすことです。

ここでは、病院で処方される目薬をご紹介します。

まずは抗ヒスタミン薬。
抗ヒスタミン薬には第一世代抗ヒスタミン薬と、第二世代抗ヒスタミン薬があります。

第二世代抗ヒスタミン薬は、第一世代抗ヒスタミン薬よりも眠気や口の渇きなどの副作用が少なく、また、比較的即効性と持続性を持ち合わせているため広く利用されています。

ここで紹介する点眼液（目薬）は、第二世代抗ヒスタミン薬です。



【抗ヒスタミン薬　点眼液　処方薬】
・ザジテン点眼液（ケトチフェンフマル酸塩）
ヒスタミンＨＩ拮抗薬を配合した目薬です。目のかゆみ、充血、涙目などの症状を緩和します。
副作用も少ないので、長期間使用きます。

・リボスチン点眼液（レボカバスチン塩酸塩）
ヒスタミンの受容体を強力にブロックすることで、目のかゆみ、充血、涙目などの症状を緩和します。
比較的即効性の高い目薬です。

・パタノール点眼液（オロパタジン塩酸塩）
ヒスタミンＨＩ拮抗薬が配合された目薬です。目の充血やかゆみ、涙目に効きます。
副作用も少ないので安心して長期使用できます。



＞＞【２】ステロイド点眼液を見る＜＜

＞＞【３】化学伝達物質遊離抑制薬 点眼液を見る＜＜

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